産後特有の障害

産後には特徴的な障害があります。産後の状態に精通していない治療家だと、産後の方に一般的な治療をして、なかなか治らないといったことがあります。これは、産後特有の障害が基礎にあり、それを改善しないでうわべの症状だけを見ているから他なりません。ですから、産後の方はちゃんと産後の状態を把握しているセラピストにご相談ください。以下に産後特有のトラブルを挙げていますので、ぜひご一読ください。

 

骨盤底機能障害

骨盤の床に当たるところは「骨盤底」と呼ばれています。その「骨盤底」にある筋群を「骨盤底筋群」と言います。この骨盤底筋群を押しのけて赤ちゃんは生まれます。もちろん、赤ちゃんがお腹にいる時でも、この骨盤底筋にのっかっています。骨盤底筋群は厳しい状態を強いられますので、その影響は多かれ少なかれ必ずあります。

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コアマッスルの機能低下

妊娠中にコアマッスルをうまく使えないようになります。お腹の赤ちゃんを締め付けないようにするためです。このため、産後にコアマッスルを使えないままになってしまうと、腰痛はもちろんさまざまな障害の根本原因となりうるのです。

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尿もれ・尿失禁

「笑う、くしゃみ、せき、力を入れる」といったときに思わずチョロっと尿がもれることはないですか? 妊娠から出産を経て、骨盤底筋群が弱ると尿もれが起こりやすくなります。尿もれが起こっていない方も将来は起こる可能性があり、この産後の時期にちゃんとトレーニングを通じて、骨盤ケアをしておかないと後悔するかもしれません。

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骨盤内臓器脱

「なんか、膣に降りてきている感じがある・・・」 骨盤内にある子宮、膀胱、直腸といった臓器が膣から出てくるという臓器脱になる方もいます。これは出産直後もありますが、どちらかというと50代や60代になって、臓器ヘルニアになる可能性があります。臓器が外へ出ようとするのですから、どこからか押し出す力が加わっているのです。その力が妊娠・出産をしたせいで、出来上がってしまうのです。

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便秘・排便困難

産後に便秘になり、薬を飲んでいる方も見受けられます。薬を飲んでもなかなか便通が起こらないという方もいらっしゃいます。便が通過するのは腸管です。腸管も筋肉なのはご存知ですか? お腹周りの筋肉が衰えるというのは、こういった腸管の筋肉の衰えも含まれるのです。

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産後うつ

産後にはホルモンバランスによる精神的な症状が出ることがあります。現在は健診で産後うつのスクリーニングをしているところも多く、簡単なアンケートに答えることで対処しようとする行政もあります。

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腹直筋離開

お腹の真ん中に縦に凹みや凸みがありませんか? これは腹直筋離開と言います。腹直筋離開は産後特有の「最も無視される障害」です。この言葉を知っているのは、産科医、助産師、そして当院のような産後ケアを研究している治療家です。

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