産後のうつ

産後にうつになるのは昔からあったこと

産後に「うつ」状態になりやすいのは、うつ病患者が激増している現代だけではなく、昔からありました。

 

 

「うつ」の状態は身体のエネルギ―の消耗状態とも言えます。

 

出産で体力を消耗しているので、できるだけ体力を回復させないといけません。

 

それがいわゆる「産後の肥立ち」ですね。

 

産後には十分回復する余裕がなければ、うつになりかねません。

 

褥婦全体の10~15%に起こるとされている「産後うつ」の症状は、以下の評価法が確立されています。

 

1980年代には確率されていた産後うつの評価法

1987年には英国のCox博士が確立したものがあります。

 

エジンバラ産後うつ質問票

 

上記の文字をクリックしていただけたら、簡易的な質問シートがでてきます。

 

質問の中には、典型的な「産後うつ」の状態を表す質問がされています。

 

10個の質問に各質問の選択肢に0~3点が割り当てられて合計点数30点で、9点以上だと産後うつのリスクがあると考えられます。

 

 

もし、自分が当てはまる?と感じたら

先ほどのエジンバラ産後うつ質問票に答えてみて、9点以上だとすぐに自分はうつなんではないか?と思わないでください。

 

この質問票は「スクリーニング」ですので、あくまでもおおざっぱに行われるものです。

 

個々人の状況は違います。夫との仲だとか、望まない出産等、産後環境もさまざまです。

 

ですので、時間が経てば解決できる原因や、解決できそうにない原因、訳もなく不安を感じたり、幸せを感じられないなど、「うつ」の状態にある背景は多岐に渡っていますので、ご自身だけで判断しないでください。

 

詳しく調べるには、精神科の医師に相談することが必要です。

 

ただ、薬物で問題を解消しようとするのはあまり賛成できません。

 

まず、授乳をしている間は、いくら安全性が確認されている薬があるとはいえ、それは現時点での安全が確認されているだけで、今後「やはり有害だった」と証明されるようなケースは、医学上は今まで多々あったことです。

 

 

副作用のない鍼灸はおススメ!

このような場合、副作用の少ない鍼灸治療がおススメです。

 

鍼灸で使用するツボには、「精神を整えて、安定を図る」ものがたくさんあります。

 

 

実際、そのようなツボを刺激すると、よく眠れたり、気分が落ち着いたりすることが起こります。

 

これは実際に鍼灸施術を受けたことがある人は分かります。

 

受けたことがないと、その「感じ」がいまいち分からないと思います。

 

何とも言えない「優しい」「安らか」などの気持ちに包まれるのです。

 

お母さんの落ち着いた気持ちがまた赤ちゃんの自律神経に好影響を及ぼします。

 

もし、このような産後の状態にお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ専門知識のある専門家にご相談ください。