産後の姿勢
前後のバランスが崩れる
妊娠中にお腹が大きくなることで、立位や座位での姿勢に変化が起こります。
お腹が重たいので、前に倒れそうになるのを身体を反らしてバランスを取ります。
妊娠中にこのように反らした姿勢になるのは、ほぼ共通しています。
身体を反らすことによる影響
腰の辺りで反らすことで、身体に以下のような影響が表れます。
- 腰痛
- 骨盤痛
- 股関節痛
- 膝痛
- 胸郭出口症候群
- 肩こり
- 首こり
- 頭痛
- 内臓下垂
- O脚・X脚
- 外反母趾
- 猫背
- 巻き肩
- 前方頭位
書いたらキリがありません。これら一つ一つを治療しようとしても、うまくいきません。
身体は全体のバランスからできている
体は部品の集まりではありません。
それぞれが影響をし合いながら働いています。
ですので、各部位が悪いからとそこだけを治そうとしてもなかなか治らないのです。
身体が反っているなら、その反りを正すことで各部位に起こっていた障害は自然と正されていきます。
これが本来の治るという意味です。
産後はとにかく姿勢の崩れが起こります。その崩れを残したまま産後の生活や育児に入っていくと、マイナートラブルに悩まされるかもしれません。
もし、姿勢がおかしくなっているなと自分で感じたり、他人から指摘されるようなことがあるなら、一度ちゃんとした検査をお勧めします。
検査は専門知識のあるトレーニングを受けた専門家にご相談ください。