あなたは大丈夫? 「きれいな姿勢ですよ!」「それホント?」 ―神戸市、三田市、西宮市の産後ケア、骨盤矯正―
こんにちは。
神戸市、三田市、西宮市で産後ケアのパイオニア、FirtreeLaboです。
産後のママさんからよく聞く姿勢のご相談のトップは「猫背」です。
今回は「注意!正しく見える悪い姿勢」についてお話します。
正しい姿勢とは
当ラボでは姿勢分析器を使って姿勢を分析します。
そのとき、PT、柔道整復師、鍼灸師、整体師など、「産後のケア」をしている施術家たちが参考にする指標があります。
運動学やリハビリテーション学に載っている基本姿勢です。
上の絵が正しい姿勢です。
さて、あなたが姿勢分析器に立ったとき、それを観察している施術家は何を基準に「正しい、正しくない」を判断していると思いますか?
それは垂線が通るいくつかのポイントです。
先ほどの絵も、以下の場所に垂線が通っています。
耳垂(みみたぶ)
肩峰(肩さき)
大転子(太ももの骨の一番外にある出っぱり)
膝関節前側・膝蓋骨後面(お皿の後ろ)
外果の前方(外くるぶしの前方)
クライアントさんに姿勢分析器に立ってもらって、施術家はどこに垂線が通っているかを観察します。
そして、垂線が上にあるような場所を通っていれば、正しい姿勢となります。
よくある姿勢矯正はいくつかのポイントが垂線上に入るよう矯正するのです。
「きれいな姿勢ですよ!」
と、姿勢が矯正された、猫背が治ったと施術家から告げられたら、正しく矯正されたと思いますよね。
が、それが少々問題なのです。
専門家も見誤るトリックポスチャー
それでは下の写真を見てください。
左右を見比べてください。
どちらが正しい姿勢でしょうか?
ポイントはどちらも「正しい姿勢のポイント」に垂線が通っているのです。
しかし、片方は無理に作っている姿勢です。
答えは右が無理に作った姿勢です。
一見、胸を張ってピンと伸びた感じがするので、右が正しい姿勢に見えます。
このように、垂線に通っていても、腰が反り過ぎていたり、肩甲骨が中央により過ぎていたりすると、教科書的には正しい姿勢とはいえ、その人にとって本当に正しい姿勢かどうかは疑わしくなります。
ですから、姿勢矯正などの施術を受けて、施術後の写真を見ながら、
「はい、きれいな姿勢になりました!」
と言われても、「それ、ホント?」となるのです。
決して写真だけでは分かりませんよ。
本来の自分を取り戻す産後ケア
当院のケアの特徴は、こういった教科書や型にはめない矯正・ケアです。
施術家が参照するような教科書やテキストなどがこの世には存在します。
先ほどの教科書にある理想の姿勢もそうです。さらには左右の脚の長さの違いがあると骨盤がこうなっているとか、ここに痛みがあると違うところに圧痛がるとか、いろいろ書いてあります。
臨床経験が多くなればなるほど、このような法則は当てはまる人もいれば当てはまらない人もいるということが分かってきます。臨床経験が浅いと、教科書に書いてあることがすべてだと思い込んで、間違った矯正やケアを施してしまいがちになります。
姿勢ひとつみても、機能姿勢という考え方もあり、ただじっと立っている姿勢が一番正しいか、というとそうではないのです。
当院はお一人お一人を型にはめようとするのではなく、その人の問題を突き詰めて、その問題を解決するお手伝いをしています。
あなたはこの世に一人だけしかいない、超限定レアな存在なのですから。
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