産後ケアの疑問「二人め産んでからでいいんじゃないの?」 ―神戸市、三田市、西宮市の産後ケア 産後骨盤矯正―
こんにちは。
神戸市、三田市、西宮市で産後ケアのパイオニア、mamaNEXTです。
今回はみなさんからよく言われる疑問についてお答えします。
今回は「産後骨盤矯正って、最後の子供を産んでからでいいんじゃないの?」という疑問です。
産後の変化とは
産後の変化とは、妊娠中に作られるものがほとんどです。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんの重さで姿勢が変わります。
そのせいで、使う筋肉のバランスが変化します。
大きくなる子宮のせいで、腹腔内の内臓の場所に変化があります。
もちろん、ホルモンバランスも崩れます。
このように、そのほとんどが妊娠中に作られるのです。
産後の変化とは妊娠中の変化といってもいいくらいです。
そして悲しき出産後
無事、赤ちゃんは生まれた。
名前もつけて、役所にも届けた。
両親や兄弟、友人たちから祝福された。
しかし、この変わった身体はどうしたらいいの???
という産後のママさんはたくさんいらっしゃいます。
出産までは割と時間があり、〇〇〇クラブなどの雑誌に目を通したり、出産の情報をネットで調べたりと、知識を探そうとすれば簡単に手に入ります。
しかし、出産後は育児に忙しく、雑誌を買うことも忘れ、何かおかしいけれど、目の前の赤ちゃんの育児に家事に目まぐるしく、自分の身体がおかしくなったのをほったらかしにしがち。
そうです。おかしくなっています。
お腹に力は入らない。腹筋すりゃいいってもんじゃない。
骨盤がぐらぐらして安定しない。ベルトを巻きゃいいってもんじゃない。
腰は痛い、手首や肘も痛い。湿布を貼ってりゃ治るってもんでもない。
そうなんです。産後は変化した身体に何かおかしいと思っていてもそのままにしがちなんです。
だって、かわいい赤ちゃんが一番なんですもの。
変化をほったらかしにして二人めへ!
そうこうしているうちに、もう一人作るかということになって二人め妊娠。
ところが、一人めの変化は戻らないままの方、戻ったのは体重だけで腹圧は上がらない方、変化し過ぎてボロボロの方、、、さまざまです。
そんな状態で二人めを妊娠するとどうなるか分かりますか?
体重は戻らない。
一人めの時にはなかった新たな痛みが出てくる。
お腹がさらにぽっこりしてくる。
一人めでちゃんと戻していないと、二人めはさらに大きな変化がママを襲います。
そして戻りにくくなるのです。
日本は産後ケア後進国です。
骨盤矯正だけで元に戻るはずはありません。また、インナートレーニングとは、お腹に電気を当てるだけでは無理です。
お腹の電気は、当て方によって腹直筋離開を悪化させますので、気をつけてください。
産後ケアはひとり産むごとに必要なもの
産後の変化を放置して、次の出産へ向かうと、戻りにくい身体にわざわざしているようなものです。
ですので、できればお一人ずつ産後ケアをちゃんとしたほうがいいです。というか、すべきです。
これはちゃんと最近の研究を知れば知るほど分かります。
ですので、当ラボは「最後の赤ちゃんを産んでからでいいですよ」という無責任なことは言えないのです。
これは産後のマイナートラブルで悩むママを一人でもなくして、イキイキした育児や人生を送ってもらいたいという当院の願いです。